自己破産して4年、審査が甘いと聞いたイオンカードは審査通るかな?
消費者金融の任意整理行ったけど審査通るクレジットカードはないかな?
イオンカードは日本では現在2位の発行枚数となっており、身の回りのほとんどの方が持っていますよね。
実際問題、イオンカードの審査自体は優しい評価と言えます。
自己破産や債務整理の喪明けから、そろそろ通るかもしれないと期待して、様々なクレジットカードに申し込みたくなる気持ちは分かりますが、、現状ブラックであれば基本的には申し込んだところで審査に通らないと思ったほうが良いでしょう。
今回の記事では、事故情報の掲載から、イオンカードの審査をすんなり通すまでの解決策を解説します。
イオンカードは金融事故者(ブラック)には審査が厳しい
確かに大学生にはほぼ100%の審査通過率、サラリーマンが申し込んでも80%を超える審査通過率を誇るイオンカードですが、金融事故者にいたっては審査はかなり厳しいです。
債務整理から4年と5カ月、そろそろいけるだろ!と思ってイオンカードに申し込むと、およそ短時間で否決(俗に言う瞬殺)されます。
はっきりいって喪中は、ほぼ諦めたほうがいいです。
深掘りしていきましょう。
喪明けしてない状態でイオンカードを申し込みしないほうが良い理由
一般的に、金融事故情報は5~10年掲載されます。
そしてカード発行元であるイオン銀行では、信用情報機関のKSC、CIC、JICCのすべてに照会かけます。
ということは日本に存在する信用情報機関のすべてを閲覧されるということになり、ブラック状態で申し込むことによって、自分は金融ブラックだと自ら教えてしまうことになります。
ただし、過去にイオングループに迷惑を掛けてさえいなければ、自己破産したあとであっても5年が経過し、他社との付き合いが良好な状況であることが分かれば逆にすんなり審査に可決します。
5年経過すればスーパーホワイトであっても審査に通る可能性が出てきます。
審査落ちの対象となる金融事故
イオン銀行はいかなるブラックにでも審査は厳しいです。
今回は喪中はスーパーホワイト前提ということでお話をすすめます。
それぞれ解説していきますね。
【問題外】現在、他を滞納中
ここでいう滞納とは1ヶ月程度の滞納です。これ以上は延滞に代わるので注意です。
現在、他への支払いを滞納している中で申し込んでもまず審査通過することはありません!
一言でいえば自己破産と並ぶスーパーブラック状態です。
これはイオンカードのみならず、この状態で金融商品を扱うもので審査通過する会社は正規業者ではまずないということだけ知っておけばよいです。
とはいえ、この状態の場合は、とりあえずは支払えば済むのですぐに支払いましょう。
きちんと支払い、滞納状態が解消されれば個人情報には傷があってもイオンカードの審査を通過出来る可能性はあります。
申し込みブラック(掲載期間:6ヶ月)
短期間でいろんなクレジットカードや消費者金融への申し込みを行うことです。
基本的に金融機関、それぞれが加盟している信用情報機関には申し込み情報が6ヶ月間にわたって保管されます。つまり、申し込んだ記録が残るということです。
これ、なぜダメかというと、よっぽど今、金員に困っているのではないか?、そうなるとクレジットカードを現金化目的で作る(立派な規約違反なのでやらないように)のではないだろうか?などと警戒されます。
ですので、申し込みブラック状態であれば、信用情報に他の傷がなくてもほぼ通らない可能性が高いです。
申し込みブラックとなる基準は、どこも公開していませんが、通常は6ヶ月間に3件程度申し込むと申し込みブラックと言われ、申し込みブラックを審査基準に取り入れている金融業者はとても多いです。
しかし、消費者金融の一部の貸金業の中には件数はあまり気にしない会社もあるようですね。
長期延滞・強制解約・代位弁済(掲載期間5年)
61日間、もしくは3ヶ月以上遅れることがあれば、それは「延滞」として情報がつき、クレジットカードは強制解約されます。
そして、保証会社などからその金額を代位弁済(代弁と言われます。)され、その分を保証会社から債務者に請求されるようになります。
今回はひとまとめにしていますが、厳密にはそれぞれのケースで保証会社に記録されます。
この情報は信用情報機関に5年間掲載され、この間は一般的なクレジットカードを作ることは難しいと言われています。
というか、かなり難しいです。
イオンカードも例外ではなく、これが解消される審査通過は難しいと頭に入れておきましょう。
債務整理(掲載期間5年)
消費者金融からの借金や、クレジットカード支払い分を債権者に、自ら再分割を交渉して今後支払う金利をカットして3~5年内で元金返済のみを行っている状態です。
これが続いている、つまり返済を行っている状態であれば、掲載期間中ということになるので審査通過は難しいです。
自己破産(掲載期間5~10年)
自己破産はCIC(クレジット系加盟)、JICC(消費者金融系加盟)は5年、KSC(銀行系加盟)は10年と掲載期間がもっとも長くなります。
自己破産から丸5年が経過しないとイオンカードの発行は難しいでしょう。
ただ、KSCには10年掲載とはいえ、人生、5年も経てば生活スタイルは変わるものです。
それより前にクレジットカードを作り、良い取引を行い、良い結果を残せばまだ情報が残っている銀行でさえ住宅ローンの審査が可決します。
喪中に良好なクレジットヒストリーを積み上げよう
イオンカードはとにかくブラックには厳しいです。
通常、金融事故発生から5年間は難しいと言われますが、実際には金融事故から5年未満に作れるクレジットカードや金融商品を発行する会社もあります。
言わば修行とも言われます。
これらの状況を続けていれば、5年経過後に申し込んだイオンカードは、喪明けとは思えないぐらいのショッピング枠100万、キャッシング枠50万なんてつけてくれるのがイオンカードの強さです。
今の時代、クレジットカードは必須な時代です。
まずは、こちらから進めてみてましょう。
携帯電話の各キャリアにおける分割ローン
携帯電話は今の時代、何をするにも必需品で、そして値段はとても高いものになっていますよね。
そのような中、金融ブラックであっても、必需品である10万円以下の携帯電話は割賦販売法の例外措置がとられ、そのキャリアの滞納を行っておらず、現在安定した収入があれば審査通過が見込まれます。
そして、かつその支払い分はきちんと信用情報機関に記録されますので、滞納さえしなければ良好なクレジットヒストリーを積み重ねることが出来ます。
デポジット型クレジットカードに申し込む
10万未満のスマホローンを少し返済すると、デポジット型のクレジットカードに申し込んでみましょう。
ライフカード(DP)やネクサスカードがそれらに当たります。
デポジット(保証金)型になりますので、まずはご自身が利用したい金額を振り込み、それが枠として設定されます。
その枠内で上手に利用し、毎月支払いを繰り返すことで、良好なクレジットヒストリーが記録されます。
※ 解約した際に保証金は返金されます。
アメリカン・エキスプレス(アメックス)のような特殊審査のカードに申し込んでみる
アメリカン・エキスプレスカードは過去に失敗したことが分かっていても、現在を重要視し発行してくれる可能性のあるクレジットカード会社です。
何より券面がカッコよくて、ステータスを感じられるクレジットカードです。
年会費が掛かる割に、最初の枠こそびっくるするほど小さいものの、上述した方法で良好なクレジットヒストリーを築いていれば発行してくれる可能性が高いです。
枠は使用すれば使用するだけでものすごく上がります。
これもまた特に柔軟なクレジットカードの一つで、喪中でも喪明けでも持っておきたいカードの一つです。
ここでいうアメリカン・エキスプレスカードはプロパーカードに限ります。セゾンアメックスなどは難しいです。
まとめ:イオンカードはブラック中は持てないと思ったほうがいい
ということでございます!
イオンカードは、確かに審査は優しい部類に入りますが、金融ブラックにはとっても厳しいです。
喪中の間であってもクレジットヒストリーを積むことは可能なので、そちらのほうでぜひ良好なクレヒスを積んで頂いて喪明け後にイオンカードを申し込んでみましょう!
きっと良い条件で迎え入れてくれるはずです。