イオンカードを3ヶ月滞納してしまった、、一括返済を要求されても返せない。。
返済が遅れてしまったけど一括分を分割すること出来ないのかな?
裁判かけられて太刀打ちできるんだろうか。
皆さんの中には、イオンカードの支払いを3ヶ月滞納してイオンカードの支払い督促に恐れている方も多いと思います。
まずは滞納が発生しそうであれば、こちら側から思い切って電話で相談する行動力は必要です。
しかし、それが出来ないからこのページに来られてると思うので、イオンカードを滞納した場合、どのような状況が想定出来るのか解説します。
これはケースバイケースなので、すべての方が同じ対応とは限りませんが、知人が対応したケースから紹介します。
そして、筆者Fujiが直接イオンフィナンシャルサービスに問い合わせてみたものを記録していますので、他のサイトとは内容が異なると思います。
どちらが正しいのかはさておき、いい加減な予想だけを書いているサイトも多いので注意しましょう。
他のクレジットカードも大体同様ですが、アメリカンエキスプレスのような基本一括枠の扱いカードの場合、少し異なってくるので注意しましょう。
少し前置き、3ヶ月滞納してしまっている場合
物事には順序がありますが、3ヶ月滞納して今後がどうなるのか不安と思っている方向けに記事を書きますね。
その前に少しだけ前置きします。
基本的にイオンカードの支払いを61日以上、もしくは3ヶ月滞納してしまうと、信用情報機関であるCIC(クレジット系)、もしくはKSC(銀行系)に延滞という事故情報が記録されます。
そして、そのタイミングで、期限の利益を喪失(そうしつ)することになります。
ですので、この時点で他のクレジットカードを作ることはほぼ不可能となりますし、車のローンも、銀行のローンも融資を受けることは極めて困難な状況になります。
イオンカードを3ヶ月滞納で一括請求される?
イオンカードはイオン銀行が発行してはいますが、イオン銀行が直接対応を行ってくることは稀で、その総括であるイオンフィナンシャルサービス株式会社(旧イオンクレジット)に代わって対応をします。
イオンカードへの支払いを3ヶ月滞納すると、イオンフィナンシャルサービス株主優待券から連絡が来るようになり、様々なアクションを起こしてきます。
とはいえ、期限の利益の喪失は約款にはあるものの、いきなり一括請求を行ってくることは稀です。
特に、無視を続けても他のクレジットカード会社に比べるといきなり職場に電話をかけてくることもあまりないようですが、遅れているのは債務者の責任です。電話を掛けることはなくても、携帯電話に掛かってきたらきちんと出て対応するようにしましょう。
携帯電話の着信に出ることで、まず職場に電話を掛けてくるということはありません。
間に合ううちはイオンフィナンシャルサービスも強い対応はとってきません。
これ以降、イオンフィナンシャルサービス株式会社へ問い合わせを行ったものを記述します。
一括請求は早速にはされない
今までイオンカードをよく利用していたユーザーが3ヶ月経過し、結果、延滞としても、一括請求は早速にされませんし、裁判を起こされることも稀です。
まずは、イオン銀行に代わってイオンフィナンシャルサービスがショッピング枠+キャッシング枠分の総利用額に対して再分割契約を行ってくれることがあるようです。
つまり、債権者であるイオン銀行に対して、債務者に代わってイオンフィナンシャルサービスが代位弁済を行い、その金額を無理のない範囲でイオンフィナンシャルサービスが債務者に再分割を提案し、契約を行います。
この再分割は、金額によってはかなりの長期間(8年)で完済する再分割計画が組まれるようです。
イオンゴールドカードの満額である200万円を8年で返す場合には25,000円ずつです。
※ 金利がどうなっているかまでは調査できずでした。
しかし、200万円を8年で25000円ずつとなると、無金利という計算になります。
しかし、注意が必要な場合も
今までイオンカードで良好な関係を続けていた場合や、滞納しても支払い意志を示していた場合は上記の対応がとられるようですが、毎月のように滞納し、かつイオンフィナンシャルサービスへの電話対応も悪ければ、早速に裁判所から支払い督促が届くという可能性も十分にあります。
イオンフィナンシャルサービスからの手紙を無視していれば裁判になる
イオンフィナンシャルサービスからの手紙の内容によると、手紙が届いてからおよそ10日程度を目途に再分割契約を締結しないといけません。
当然ですが、せっかく親切にイオンフィナンシャルサービスが再分割を提案してくれているのにも関わらず、その提案を無視すればその後は訴訟となり、東京地方裁判所より支払い督促が届くようになります。
支払い督促が届いて、さらに無視をすると給料や財産を差し押さえられることになるので絶対無視をしないようにしましょう。
支払い督促が届いた場合には、同じ封筒に被告の言い分を主張できる答弁書のひな型が同封されています。
地方に住んでいて、かつそのような債務を抱えている方であれば東京地方裁判所に出向くことは困難だと思いますが、支払い意志のある答弁書を郵送、もしくはFAXにて提出することで擬制陳述(ぎせいちんじゅつ)することが出来ます。
その内容から状況を見据え、分割での支払いで和解するケースが多いです。
答弁書にはどのように書くべき?
個人でも対応することは出来ます。
Fujiは法律の専門家ではありませんので、当ブログでの説明は省きます。
このようなサイトを参考にしてください。変な話ですが、原告であるイオンフィナンシャルサービスも債務者が一括で支払えることなんてないと分かっています。そのため、電話問い合わせすることで、書き方を教えてくれることもあります。
その場合には、イオンフィナンシャルサービス〇〇様とお打ち合わせ済みと記載しておくことで、分割での和解は進みやすくなるでしょう。
一切分からなければ弁護士にお願いした方が良いでしょう。
イオンカードで事故った。住宅ローンや車ローンで家や車が没収されることは?
大丈夫です、没収されることはありません。
今回はあくまでもイオンカードで迷惑をかけたイオン銀行が延滞として信用情報機関にあなたの延滞情報を記録することにはなりますが、それをきっかけに、他所のローン会社が「こいつやばい。」と仕掛けてくることはありません。
なぜならそのローン会社においては、期限の利益を喪失するような迷惑をかけていません。
ですので、イオンカードのみで迷惑を掛けてしまったとしても他のローン会社には現在の債務についてはその影響はありません。ただし、他の会社も途上与信で定期的に審査してくるので、事故ったということが分かればその時点でそれ以降融資ストップという可能性は十分にあり得ますが、いずれにしても没収するまでにはなりません。
3ヶ月滞納となっても一括請求される可能性は低い
3ヶ月滞納して、延滞となった場合においても、イオンカードの場合の場合は再分割を提案される可能性が高いです。
まずはその手紙を無視しないようにし、その後は真摯な対応を行うようにしましょう。
再分割は、無理のない範囲で毎月の返済金額が設定される可能性が高いです。
もう迷惑を掛けることがないように返済を行っていくようにしましょう。